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以前、ソロ活動についての記事で
一人で練習することの難しさについて書きましたが、
その事ついてちょっと書こうと思います。
その記事の中で、どうも
緊張感を持って練習に集中することが出来ない
というような事を書きましたが、
自分の中で、
これがその原因ではないかと
思われるような事に思い当りました。
つまり、そこで書いた緊張感というのが、
回りのメンバーと共に演奏することから
生まれるものと思っていましたが、
どうも、そればかりではなかったようです。
当然、一人で練習ということになると、
どういうスタイルで練習しようと自由です。
特に、私の場合は、弾き語りになるので
キーボードと歌ということになります。
ただ、バンドにいたころも
ボーカルを担当していたので
同じ条件となりますが、
唯一違っていたことがあることに
気がつきました。
それは、当然バンドなので、
マイクを通して歌っていたということです。
つまり、歌の最中は、マイク位置に対して
口を固定させなければならず、
また、同時に鍵盤にも
目をやらなければならない
という制約があった事を思い出しました。
しかし、一人になることで
これらの制約がなくなり、
一見やりやすいように見えますが、
これが演奏に対する集中力を
削ぐ結果となっていたのです。
どういうことかと言いますと、
上記のようにマイク位置に対して
口を固定させることによって
体が縛られるような状況が生まれます。
そして、それによって
演奏している曲に対しての集中力が
高まるということが分かったのです。
つまり、
上体がふらふらした状態で演奏すると、
リズムや曲に対する表現力などが
散漫になってしまうのです。
これはとりもなおさず、
体の軸を意識するということに
つながっているのかも知れません。
そんなことで、
何でも自由に出来るということが
必ずしも良い結果につながるとは
限らないという事が分かった
という次第です。